能古島!福岡都心から行きやすいアイランド♪

行ってきました!能古島(のこのしま)!

能古島(のこのしま) とは、福岡県にある島です。博多湾のちょうど真ん中に浮かぶ島の「能古島」。周囲12キロという小さな島で、海、山、花、グルメと癒しを満喫出来る大満足の島です。

福岡県には、いくつか海に浮かぶ島がありますが、能古島(のこのしま)へは、都心部からも行きやすく、海と山を両方満喫出来、そして何より、島の上の方に、レジャーパークがあります。

では、能古島を見ていきましょう♪

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能古島(のこのしま)観光スタート!

能古島では、色々な過ごし方が出来ます。自分にあった過ごし方で、最高の癒しの時間を過ごしましょう♪

まずはお土産屋さんを見るのはおすすめ

まず、島に着いたら、右手側にお土産屋さんがあります。能古島の特産品ー是非、後堪能下さい♪

フェリー移動中に案内がありますが、能古島特産の「甘夏」「のこハチ」「のこうどん」「のこTシャツ」「甘夏ジュース」などが販売されています。ぜひ、帰りに買うのはおすすめです。

お土産に目星を付け(買うのは帰り)、島を巡ることが出来る主要道路へ出ましょう。ここからは、自分にあった過ごし方で過ごしましょう♪

左手の方には船置き場が。島の方達の大切な船が並んでいます。道沿いには休憩所もあります。そして、大切な公共交通機関西鉄バスのバス停があります。

では、まず能古島の観光スポットを確認してみましょう!

おすすめの観光スポット

能古島には、自然を満喫出来るスポット、歴史を学べるスポット、遊べるスポットなどあります。どんなスポットがあるのでしょうか?

のこのしまアイランドパーク

能古島へ初めて行くなら、一番に「のこのしまアイランドパーク」へと行きたいと思うかもしれません。その場合、下船後すぐにバスに乗るのはおすすめです。

バスが来てなかったら、周辺には、ゆっくり出来る椅子がありますので、ゆったり待つことが出来ますよ♪

のこのしまアイランドパークとは?

能古島にある「のこのしまアイランドパーク」は、自然の中でゆっくり出来るパークです。

「のこのしまアイランドパーク」は、一人の若い青年の夢から始まりました。

創業者である久保田耕作氏が19歳のころ、能古島での農業を辞め、先を見据えた夢を実現していきます。それが、この癒しの公園「のこのしまアイランドパーク」です。

福岡の都心にはコンクリートの建物が並び、その中で仕事をしている人たちが多くなっていきました。その人たちが癒しを自然に求めるだろうと考え、都心部から遠くないこの能古島で、島の景観そのままに素敵な公園を作ろうと動き出したのです。

専門家に、島の良さを生かした公園を設計してもらい、荒地を手作業で整地していったと言います。

ようやく念願の公園が出来上がったのは、16年後の1969年4月、久保田耕作氏は35歳でした。オープン当日は、大勢の人で賑わいました。「のこのしま渡船場」から「のこのしまアイランドパーク」までは牛車が送り迎えをしていたと頃もありました。

一般的なテーマパークといえば、ジェットコースターや観覧車などがありますが、能古島のテーマパークである「のこのしまアイランドパーク」に、島の景観を損なわないという条件です。

自然で勝負です!

何もない…と感想を言う人もいましたが、それがこのパークの良さ。自然で勝負のテーマパークです。自然の中で寝転んだり、子供たちが遊んだりするテーマパークです。

今も変わらず、人工的な機械的な遊具はありませんが、自然を感じながら、スリルを味わえるブランコなどがあります♪島の上部から空に飛び出してしまいそうなスリルを味わえるブランコです。ぜひおすすめです。

また、ロープスキーや子供広場、アスレチックもありますし、ヤギやウサギとふれあえるコーナもあります。

また、昭和を感じる思い出通りは、お土産を買うのにおすすめのショップがいくつか並んでいます。

そして、何といっても、季節の花はおすすめです。春は一面に広がる菜の花やリビングストンデイジー、夏はひまわり、秋はコスモスです。コスモスは遅咲きコスモスもあり、長く楽しむことが出来ます。

のこのしまアイランドパークの料金は?

そんな自然を満喫出来る能古島にある「のこのしまアイランドパーク」の料金はいくらでしょうか?

大人1200円
小人600円

となっています。自然を満喫出来るパークで、ぜひおすすめです。

フェリー乗り場から「のこのしまアイランドパーク」への行き方は?

能古島にある「のこのしまアイランドパーク」へ行き方は5通りあります。

1..歩き
2.バス
3.自転車
4.バス
5.自家用車

一般的なのは、バスです。


渡船場前にバス停があり、基本的に1時間に1本、臨時バスが出ている日は、不定期に出発することもあります。人が少ない時でも臨時便が出ているので、比較的頻繁にバスは運行しています。

もし、体力に自信がある人は、歩くことも可能です。約1.5キロあります。アスファルトで整っている道ですが、行きはずっと登りです。「のこのしまアイランドパーク」に着くまでに疲れてしまう人もいますので、行きだけバス、帰りは下りなので歩きという方法もおすすめです。

島にはレンタサイクルもあります。もし、島を自転車でまわってみたいなら、おすすめです。登りのときは大変ですが、下りの坂道は爽快です。

バスも歩きも自転車も苦手だという人には、タクシーもあります。タクシーの案内は能古島の案内誌に記載があります。上手に利用しましょう。

じつはこの能古島は、車の乗り入れが出来ます。フェリー料金は、往復5m未満5040円、4m未満3140円となります。自分の車で移動出来るのは、何といっても安心感が違います。ただし、島には細い道もありますし、かなり急な坂道が多いので、運転する際は、バスや人、いのししなどに注意が必要です。

博物館

能古島には博物館があります。「亀陽文庫能古博物館」です。能古島の郷土や民俗に関することを学ぶことが出来ます。

入館料大人400円(中学生以下無料)で、3月から11月の金、土、日、祝日に開館しています。

海岸

能古島には、砂浜があります。海の向こうには、福岡観光で有名な福岡タワーなどが見えます。砂浜であそんだり、貝拾いをしたり、夏には海で遊んだり出来ます。

また、釣り道具を持ってくるなら、釣りも楽しむことが出来ますよ♪能古島で釣れる魚は、キス、メゴチ、メイタ、チヌなどを狙うことが出来ます。船着き場から右手の方に歩くと、城の裏の石積みの波止場があります。

船着き場から左手の方へ行った波止場でも魚釣りをしている人はおられます。また、手付かずの釣り場もありますので、釣り大好きな人は、調べて訪れるのがおすすめです。

展望台

能古島には、展望台があります。能古島最頂、標高195mから展望出来ます。360°の海のパノラマ、海を隔てて見える福岡市内を一望しましょう!

能古島には、碑がいくつか存在します。

筑前守山上憶良が詠んだ歌と「遣新羅使が唐泊」で風待ちしている時の気持ちを詠んだ「万葉歌碑」を見ることが出来ます。

能古島を最後の地として選んだ放浪作家である檀一雄氏を偲んで建てられた碑も見ることが出来ます。死別した妻を思い、詠んだ歌と言われています。

早田古墳

古墳好きには欠かせない!能古島にも古墳があります。

7世紀頃に作られた直径8m前後の小さな2基の円墳です。2号墳の石室はほぼ完全な形で残っていると言われています。歴史あるスポットです。

焼き物体験(和窯(かのうがま))

能古島では、焼き物体験も出来ます。「のこのしまアイランドパーク」内にありますので、入場料が別途必要ですが、ぜひ自分が作ったお手製の食器で美味しいご飯はいかがでしょうか?

ほとめくかかしの聖地

自然溢れる能古島が舞台となっているマンガ、「ほとめくかかし」。

「ほとめく」とは、福岡の一部地域で使われている方言で、「もてなす」という意味です。

動くかかしとそのかかしを長い眠りから目覚めさせた女の子のお話しです。読んでから能古島(のこのしまアイランドパーク)へ行くと、また違った目線で楽しむことができるかもしれません♪

能古島には宿泊施設はある?泊まることが出来る?

Pexels / Pixabay

のんびりと過ごすことが出来る「能古島」。遠方から遊びに行くなら1日では足りないかもしれません。では、宿泊して2日間楽しむことが出来るのでしょうか?

はい。

出来ます!

じつは、能古島には、3つの宿泊先があります。

防人の里

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StockSnap (CC0), Pixabay

能古島「のこのしまアイランドパーク」内にある一戸建てコテージです。宿泊する際は、入場料は必要なく利用出来ます。

博多湾を一望出来、花畑の周りに並び、素敵な時間を過ごすことが出来ます。

能古島キャンプ村

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Ben_Frieden (CC0), Pixabay

能古島では、海岸でキャンプが出来ます。このキャンプ場は、昭和の香りあふれる能古島とはちょっと変わって、南国の雰囲気漂うキャンプ場になっています。

ここでキャンプや海水浴はおすすめです。海には海の上に浮かんだトランポリンやバナナボートなどがあり、レジャーに最適な海水浴場です。

このキャンプ場は、持ち込みテントを張ることも出来ますし、常設テントを楽しむことも出来ます。

また、木の香り溢れるコテージでキャンプを楽しめます。

夜空を見上げ星や飛行機を見たり、さざ波の音を聞きながら素敵な夜を過ごすことが出来ます。

潮騒

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昭和の香り漂う「潮騒(しおさい)」は、渡船場から徒歩2分の場所にあります。ザ・日本旅館です。ゆっくり、ゆったりくつろげる旅館でおすすめです。

おすすめプランはどんなプラン?

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日帰りでも泊まりでも楽しめる能古島。のこのしまアイランドパークもおすすめですし、キャンプも、おすすめです。

また、能古島の歴史を感じながら散策するのもおすすめです。

渡船場ちかくの砂浜は、小さな砂浜ですが、海の向こうの福岡市内を眺め、貝殻を拾ったり、磯遊びをしたり、お弁当を食べたりと素敵な時間を過ごすことが出来ますので、ぜひ、おすすめです。

福岡都心部から能古島への行き方は?

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Free-Photos (CC0), Pixabay

では、最後に能古島への行き方を見てみましょう。

福岡空港から直接行きたい!

福岡空港から直接行きたい場合は、タクシーという手もありますが、福岡市内は公共交通機関が整っていますので、地下鉄とバスがおすすめです。

福岡空港からでも、博多駅からでも、福岡天神駅からでも、地下鉄とバスなら、行き方は同じです。

姪浜行きや筑前深江行き、筑前前原行きの地下鉄に乗り、「姪浜駅」で下車します。そして、西鉄バス姪浜北口より乗り換えます。「姪浜渡船場」で下車します。

姪浜駅のバス待ちの時間を除き、40分で姪浜渡船場まで行くことが出来ます。

博多駅から行きたい!

博多駅からも地下鉄とバスで行くことができますが、博多駅からは、博多駅前Aバス停から、バス一本で行くことが出来ます。約42分で姪浜渡船場まで行くことが出来ます。

福岡天神駅から行きたい!

福岡天神駅からも地下鉄とバスで行くことが出来ますが、天神高速バスターミナル前バス停からバス一本で行くことが出来ます。

約29分で姪浜渡船場まで行くことが出来ます。

姪浜渡船場からは?

福岡空港や博多駅、福岡天神駅から、姪浜渡船場に到着したあとは、切符を買いましょう。片道と往復がありますが、日帰りなら往復を買うのはおすすめです。休日の場合、切符売り場が混むことがあります。

新型コロナの為、ちゃんとマスクをして能古島へ渡りましょう。島にコロナを持ち込まないように。

 

渡船場には売店もありますよ♪

 

能古島は、陸続きではない島なので、フェリーで渡ります。(ちなみに福岡県には、陸続きの島「糸島(いとしま)」「志賀島(しかのしま)」があります)

フェリーは、2種類あり、「レインボーのこ」と「フラワーのこ」です。どちらかを選ぶことはできませんが、どちらも快適に能古島へ渡ることができます。

フェリーの椅子は、外側を向いている場所が一番のお気に入り♪

海を眺めながら、時間は10分。楽しい海の上の旅を楽しみましょう。カモメも一緒に♪見えるかな?

都心部からも行きやすい島「能古島」。いかがだったでしょうか?移動手段が充実していて、都心部から約30分から40分くらいで行くことができます。自然を満喫できる島で、是非、おすすめです。福岡へ遊びにこられた際は、足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

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